羽田からアメリカへ。2016年冬スケジュールが順次決定されています。

シェアする

2016年、日米航空交渉の決着により、羽田空港とアメリカ合衆国を結ぶ昼間便の就航が可能となりました。これまでも深夜早朝便の運航は認められていましたが、昼間時間帯は2国間の調整に手間取り、利用されていませんでした。

日米それぞれ昼間5便、夜間1便の運航が可能となり、米国ではデルタ航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空、ハワイアン航空がそれぞれ就航を希望する便を申請中。

日本側はANAとJALにそれぞれ便数が配分され、ANAが昼間3便、夜間1便、JALは昼間2便の傾斜配分となりました。

これを受けてANA、JALともに2016年冬スケジュールから運航するダイヤを発表しました。成田空港に比べて都心からは圧倒的に近い羽田空港ですが、どのようなスケジュールになるのでしょうか?

ANAとJAL

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ANA 羽田発着北米線運航スケジュール

ANAは羽田空港から北米路線を昼夜合わせて4便運航できます。経営破たんしたJALに比べて、ANAは優遇されていない!と言い続けて獲得した羽田発着枠。国内線、国際線と合わせてJALよりかなり多くもらいましたね。せっかく獲得したものですから、有効に生かさなければいけません。

まずは新規就航!

羽田ーニューヨーク(JFK)、羽田ーシカゴ線を開設

新規就航(成田からはありますが)するのはニューヨーク、シカゴ。

羽田―ニューヨーク線

NH110: 羽田(10:20)→ニューヨーク(09:00)
NH109: ニューヨーク(16:55)→羽田(翌日21:10)

羽田ーシカゴ線

NH112: 羽田(10:50)→シカゴ(07:40)
NH112: シカゴ(16:15)→羽田(翌日20:30)

到着した日は朝から活動することができ、帰国日は昼ごろまで現地で滞在できるスケジュール。まさにビジネスパーソン向けです。観光も時間を有効に利用できそうです。

羽田ーロサンゼルス、羽田―ホノルル線のスケジュールを調整

現在運航中の、ロサンゼルス線、ホノルル線は運航スケジュールを調整します。

羽田―ロサンゼルス線

NH106: 羽田(22:55)→ロサンゼルス(15:50)
NH105: ロサンゼルス(00:05)→羽田(翌日05:05)

羽田ーホノルル線

NH186: 羽田(21:55)→ホノルル(10:05)
NH185: ホノルル(13:10)→羽田(翌日17:25)

西海岸へは羽田を夜に出発するスケジュールです。ホノルルは午前中に到着するので、着いた日にたくさん遊べそうです。

運航機材はホノルル線がB787-8、北米大陸線はすべてB777-300ER、ファーストクラスも設置されています。

ホノルル線は注目のA380が導入されると、A380運航便になるのでしょうか?羽田空港はA380の発着が可能ですが、時間帯が限られます。今のスケジュールでは難しいかも。
https://anajal-mileage.com/ana-a380/

JAL 羽田発着北米線運航スケジュール

ANAとの戦いに敗れたJALはわずか2枠。アメリカ側の航空会社は1枠もらえるかどうかでしのぎを削っていますので、まだましかもしれないと思って頑張りましょう。

JALはまだ新規就航を許可されていません(2017年3月末まで)ので、とりあえず現在運航している便の調整にとどまります。

羽田―サンフランシスコ、羽田―ホノルル線のスケジュールを調整

JALは昼間の発着枠ですので、以下のスケジュールとなります。

羽田―サンフランシスコ線

JL002: 羽田(19:45)→サンフランシスコ(16:25)
JL001: サンフランシスコ(14:55)→羽田(翌日19:20)

羽田ーホノルル線

JL080: 羽田(22:55)→ホノルル(11:00)
JL089: ホノルル(15:45)→羽田(翌日19:50)

運航機材はサンフランシスコ便がB777-300ER、ファーストクラス搭載です。ホノルル線は777-200ER。ビジネスクラスにフルフラットシートを順次導入中の機材です。プレミアムエコノミーもあります。

地方在住者の視点から

地方在住者の視点からANA、JALそれぞれの羽田北米・ハワイ路線を見てみますと、地方からの搭乗客については全然考えてはくれていないようです。

日本発便についてはいずれも搭乗可能な時間帯です。羽田空港は地方からの便が豊富にあるので、ANAのニューヨーク・シカゴ線以外は余裕をもって乗り換えができそう。北米線はちょっと急ぐ必要があります。

しかし日本着のスケジュールをみるとそのまま地方まで帰ることができるのはANAのロサンゼルス、ホノルル線だけ。JALのサンフランシスコ、ホノルル線はちょっと難しいスケジュールです。最終便への乗り継ぎでも、遅延が発生したらアウトですね。

羽田空港は便利なだけに、地方発、羽田経由、北米・ハワイというビジネス、観光に利用できるとよかったのですが、ちょっと難しい印象です。日本帰着後に羽田空港に1泊して帰るのってなんだか無駄な感じがします。もうちょっとスケジュールを考えて欲しかったです。

米国航空会社の羽田便も枠配分が決定

日系航空会社ではANAとJALの間の配分を決定するだけですが、米系航空会社では複数社が路線申請を行ったため、その調整に時間がかかりました。9月1日になりようやく決定です。

羽田発深夜枠はハワイアン航空が週4便のホノルル線、週3便のコナ線を運航。

昼間枠は、深夜早朝枠で運航しているアメリカン航空のロサンゼルス線、デルタ航空のロサンゼルス線、ハワイアン航空のホノルル線、ユナイテッド航空のサンフランシスコ線を昼間枠へ移行、さらに新規路線としてデルタ航空がミネアポリス線を運航します。

羽田空港からの昼間枠が開設されることを受けて、デルタ航空は成田ーニューヨーク、関空、バンコク線の運休を決定しています。関空ー成田線は、そのままデルタ航空便で米国各路線に乗り継げただけに、残念な運休です。

デルタ航空は成田路線を次々と縮小していることもあり、成田空港の地盤沈下が心配です。

まとめ

羽田空港再国際化により、都心からアクセスのよい羽田空港に乗客が流れることが予想されます。しかしそのスケジュールは決して地方在住者には望ましいものではなく、そこに羽田空港以外の空港が付け込む隙がありそうです。

関西在住の私としては、関西国際空港が便利になってくれればそれが1番なんですが。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク