マリオット・ボンヴォイは、世界中にあるマリオットブランドのホテルで利用できる会員プログラムです。無料会員登録をするだけでポイントを貯めることができるので、マリオットブランドのホテルでの宿泊、レストランでの会食などの機会がある前に登録しておきましょう。
ポイントを貯めているときに最も困るのは、ポイントの有効期限が切れてしまうことです。ポイントの有効期限は、各ポイントプログラムによって異なりますが、一般的に数ヶ月から1年程度が一般的です。ポイントを貯めることに熱心になっていると、有効期限を見落としてしまうことがありますよね。
でも、マリオット・ボンヴォイのポイントは大丈夫。とある方法でポイントの有効期限を実質的に無期限にすることができるんです。
マリオット・ボンヴォイのポイントとは
マリオット・ボンヴォイのポイントは、ボンヴォイポイントと呼ばれます。ボンヴォイポイントは、宿泊やショッピング、レストラン利用などで貯めることができます。また、マリオット・ボンヴォイのクレジットカードを利用することでもポイントを貯めることができます。
ボンヴォイポイントって言いにくいよね
マリオット・ボンヴォイのポイント、ボンヴォイポイント。字で追っても読みにくいし、発音してみても言いにくいですよね。英語では「Bonvoy Points」になりますが、欧米人にとっては問題ないのでしょうか？
日本人にとっては、圧倒的にマリオットポイントの方が読みやすいし言いやすくないですか？
ということで、当ブログでは「マリオットポイント」に統一したいと思います。
“Marriott”の綴りも間違えやすいんだよな…
マリオットポイントの価値は
マリオットポイントの価値は、ギフトカードへの交換で考えると、250ポイントが1米ドルに相当します。1米ドル＝130円と換算すると、1ポイントは約0.52円になります。2ポイント＝1円と考えると分かりやすいかも。ポイント宿泊で考えると、1ポイントは約0.7～1.0円程度になります。利用方法によって価値が変動するの点がポイントのおもしろいところです。
マリオットポイントの有効期限
マリオットポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得してから24か月間有効です。24か月以内にポイントを獲得または利用しない場合は、ポイントが失効してしまいます。逆に言うと、24か月以内にポイントを新たに獲得すると有効期限が24か月後に伸びます。
ここでマリオット・ボンヴォイのクレジットカードが登場します。マリオット・ボンヴォイのクレジットカードを作って毎月利用すれば、マリオットポイントの有効期限は常に24か月後になり、実質的に無期限になるんです。
私はこのクレジットカードを使う方法で、マリオットポイントを貯めています。ポイント有効期限を全く気にすることが必要ないので、とっても楽です。気が付いたらポイントが消えていた！なんて悲劇とは無縁です。ではマリオットポイントの貯め方を見ていきましょう。
マリオットポイントの貯め方
マリオットブランドのホテルでの宿泊やレストラン利用、ショッピングで貯まります。マリオットブランドのホテルって？となるかもしれませんが、日本でもかなりの数のホテルがマリオットグループの運営です。
- ザ・リッツ・カールトン (The Ritz-Carlton)
- セントレジス (ST REGIS)
- JWマリオット (JW Marriott)
- ラグジュアリーコレクション (The Luxury Collection)
- Wホテル (W Hotels)
- エディション (EDITTION)
- マリオット (Marriott)
- シェラトン (Sheraton)
- マリオット・バケーション・クラブ (Marriott Vacation Club)
- デルタ・ホテル (Delta Hotels)
- ルメリディアン (Le Meridien)
- ウェスティン (Westin)
- ルネッサンス (Renaissance)
- ゲイロード (Gaylord)
- コートヤード・バイ・マリオット (Courtyard by Marriott)
- フォーポイント・バイ・シェラトン (Fourpoints by Sheraton)
- スプリングヒル・スイート (Springhill Suites)
- プロテア (Protea)
- フェアフィールド・バイ・マリオット (Fairfield by Marriott)
- ACホテル (AC Hotels)
- アロフト・ホテル (Aloft Hotels)
- モクシー・ホテルズ (Moxy Hotels)
- エレメント (Element)
- ホーム＆ヴィラ・バイ・マリオットインターナショナル (Homes & Villas)
- オートグラフ コレクション・ホテル (Autograph Collection Hotels)
- デザインホテル (Design Hotels)
- トリビュートポートフォリオ (Tribute Portfolio)
リッツカールトンやシェラトンなど、聞き覚えのあるホテルがたくさん出てきました。これらのホテルで宿泊、食事をすることで、マリオットポイントが貯まります。
マリオットポイントは購入できる
マリオットポイントは購入もできます。ポイントを購入ってなんだか本末転倒な気がしますが、円高の時代には、ポイント無料宿泊で購入金額以上の価値を生み出すこともできました。1ドル130円で推移している2022～2023年は正直お得ではありませんね。もうちょっとで特典に手が届く、そんな時に利用するぐらいかも。1,000ポイントが12.5USDです。ときどきディスカウントやボーナスポイントがもらえるキャンペーンも実施しています。
ポイントサイトからマリオットポイントへ交換
マリオットポイントは、マリオットグループホテルに宿泊する以外に、ポイントサイトからポイント交換することで貯めることが出来ます。
ポイントサイトって何？という方はこちらの記事で詳しく説明していますのでご参照ください。
マリオットポイントに交換できるポイントサイトは、ハピタスとモッピーです。ハピタスもモッピーも老舗と言えるポイントサイト。その運営には定評があり、安心して利用できるサイトです。モッピーを運営している会社は東証プレミアム上場企業です。
ハピタスからは、500ポイント単位、ハピタス1ポイント＝マリオット1ポイントに交換できます。モッピーは1000ポイント単位、モッピー1ポイント＝マリオット1ポイントに交換できます。先ほどマリオットポイントの価値は1ポイント＝0.5円相当と述べましたが、ハピタス、モッピーともに1ポイント＝1円相当なので、マリオットポイントに交換すると若干損をするような計算になります。でも無料宿泊特典と交換すればポイントの価値以上の体験ができますので、要は使い方次第だと思います。
リンク ハピタス
リンク モッピー
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
マリオットポイントの有効期限を無期限にする
マリオットポイントはクレジットカード利用でも貯まります。毎月クレジットカードを利用すると毎月マリオットポイントが貯まります。貯まるたびにマリオットポイントの有効期限が延長されるので、マリオットポイントの有効期限が実質無期限になります。
ポイントを貯める上で最も困ることは有効期限切れ。たまにしか来ないお店でポイントカードを作ったものの、次に来た時にはポイントは失効していた、なんてこともありがち。しかしマリオットポイントなら大丈夫。クレジットカードを使って定期的に使えば、期限切れを気にすることなく安心してポイントを貯められるわけです。
私もそんな頻繁にマリオットホテルに泊まっているわけではありません。なんなら1年間で無料宿泊特典で1回宿泊するだけ、なんてことの方が多いくらい。でもクレジットカードでポイントを貯め続けたことでこんなにポイントが貯まりました。
今年の宿泊日数はまだゼロ。貯まっているマリオットポイントが93万ポイントですから、かなり頑張って貯めてますね。ほとんど使ってないですから。いつかポイントをぶっ放す日を楽しみに貯めたいと思います。
ポイント有効期限を無期限にするクレジットカード
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード（長い！、以下マリオット・アメックス）は、マリオットポイントが貯まるクレジットカードです。マリオットとアメリカン・エキスプレスの提携で発行されており、以前はスターウッド プリファード ゲスト® アメリカン・エキスプレス®・カード（これも長い！）というカードでした。
マリオット・アメックスには普通カードとプレミアムカードがあります。当然年会費が異なり（普通カード 23,100円、プレミアムカード 49,500円）、受けられるサービスにも違いがあります。
プレミアムカードはカード利用代金100円ごとに3マリオットポイントが貯まりますが、普通カードは100円ごとに2マリオットポイントしか貯まりません。年会費が倍ほど違うので、単純比較はできませんが、貯まるポイント以外の面でも、このカードはプレミアムカードを所持してこそ、価値があると考えています。カードの比較はアメックス公式サイトにお任せするとして、プレミアムカードにすべき理由を何点か。
1点目。普通カードでは100円で2ポイント貯まります。マリオットポイントは2ポイント＝1円相当ですから、還元率は1％となります。多くのクレジットカードの還元率は1％ですから、マリオットアメックスの年会費を考えるとお得とは言えません。ANAカードやJALカードを利用してマイルを貯める方が効率的です。マリオットポイントを貯めるなら年会費がかなり高額となりますが、プレミアムカードを選択すべきです。
2点目。普通カード所有で無条件にもらえるマリオットボンヴォイの会員資格はシルバーです。年間10泊すればシルバー会員になれるので、シルバー会員がもらえる特典は大したことがありません。マリオットボンヴォイの場合、本当の意味で上級会員と呼べるのはプラチナ以上なので、ゴールド会員と言えどさほどメリットはありませんが、所有するだけで無条件にゴールド会員になれるプレミアムカードの方が魅力的です。
3点目。条件達成でもらえる無料宿泊特典のポイントが普通カードでは35,000ポイント、プレミアムカードなら50,000ポイントです。無料宿泊特典を利用する際には、足りないポイントを15,000ポイントまで手持ちのポイントから合算して利用できますが（35,000+15,000＝合計50,000ポイント）、1泊35,000ポイントで泊まれるホテルは場所も日程も限られてしまい、利用したいときに利用できない特典になってしまいます。
以上の点から、マリオットポイントを貯めるなら、Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードがおすすめです。
マリオットポイントを使う
マリオットポイントを無料宿泊特典と交換する
マリオットポイントは宿泊特典と交換するのが一般的です。ポイントを貯めれば上述のマリオットグループのホテルに無料で宿泊できます。リッツカールトンホテルに無料で宿泊なんて、テンション上がりますよね。ただし、高級ホテルになるほど必要なポイント数は増えます。当たり前ですが、結構ポイントは必要なのでしっかりと貯めなければなりません。宿泊したい地域、日付を入力して検索すると、必要なポイント数が表示されます。
無料で大阪マリオット都ホテルに宿泊した旅行記はこちら。
世界中にホテルを展開するマリオットなら、ほとんどの国や地域でマリオットポイントを利用して宿泊できます。海外のリゾートホテルに無料で宿泊できるなんてかなりテンション上がりますよね。
マリオットポイントを航空会社マイレージサービス（マイル）と交換する
マリオットポイントは航空会社のマイルに交換できます。交換できる航空会社はかなり多く、日本を代表するANAやJALのマイルにも交換できます。
また、海外の航空会社にも交換できるので、なかなか貯めにくい海外の航空会社のマイルに交換して、特典航空券を利用するのもおすすめです。
航空会社のマイルへの交換は、基本的にマリオットポイント3ポイントが1マイルになります。また60,000ポイントをまとめて交換すると、20,000マイルにボーナス5,000マイルが加算されます。2023年4月現在、アメリカン航空 AAdvantage、アビアンカ航空 LifeMiles、デルタスカイマイル、大韓航空スカイパスには、このボーナスが適用されないので注意が必要です。
お得なのはユナイテッド航空のマイルへの交換。60,000ポイント交換ごとに10,000マイルのボーナスが加算されるので、30,000マイルになります。マリオットポイントから交換できる航空会社は以下のサイトを参照してください。
多数の航空会社マイレージに交換できるため、日本では貯めにくい航空会社のマイルを狙って貯める、ということもできます。
まとめ
旅好きなら見逃せないポイント、マリオットポイント。一度利用すると止められない魅力が満載です。宿泊先をマリオットグループホテル以外から選びにくくなるのが唯一の難点ですね。
マリオットホテルの予約・宿泊でマリオットポイント以外のポイントも貯まるんです。次の記事も参考にしてください。
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