ANAカードでマイルを貯めるには?あなたに合ったANAカードの選び方

ANAダイナースプレミアムカード ANAマイルを貯める

 

ANAマイルを貯めるために必要なものはANAカードです。カードでショッピングをしてマイルを貯めるだけではありません。フライトマイルを貯めたり、ポイント交換でマイルを貯めたり、とにかくANAカードが無ければ話が始まりません。

 

ANAカードの種類は国際ブランドだけでも5種類、カードのグレードでも4種類あり、どのカードを選択すればいいのか迷ってしまいます。あなたに最適なANAカードはいったいどのカードなんでしょうか?

 

 

ANAマイルを貯めるならANAカード

 

まずはANAカードの種類をおさらい

 

ANAカードにはカードブランドで分けても、VISA、Master、JCB、Diners、AMEXの5種類あり、さらにカードのグレードには、プレミアム、ゴールド、ワイドカード、一般カードの4種類があります。それらの組み合わせで20種類ものANAカードが存在します。

 

しかし実はカードブランドはさほど重要ではありません。DinersやAMEXはT&E(トラベル&エンターテイメント)カードと言って、富裕層向けにワンランク上のサービスを提供するカードです。

 

T&E系カードはカード所有で受けられる特典も多いのですが、その分年会費は高額。こういったサービスを重視する方や、カードブランドにこだわりを持つ方以外は所有する必要は無いと言えるでしょう。

 

したがって、ANAカードを選ぶ際にはVISA、Master、JCBから選択すればよいでしょう。

 

ANAプレミアムカードは必要か?

ANAカードの最高峰、プレミアムカード。現在、VISA、JCB、AMEX、Dinersの4種類のプレミアムカードが発行されています。最高峰なだけに年会費も最高!最も安いANA JCBカードプレミアムでも75,600円、最も高いANAダイナースプレミアムカードに至っては167,400円と非常に高額です。

 

 

ANAダイナースプレミアムカード

 

 

結論から言うと、プレミアムカードは必要ありません。

 

年会費に見合った特典を享受できる人はわずかです。よほど頻回に飛行機に乗れば元が取れると思いますが、頻回に乗る人はANAマイレージクラブの会員ランクが上級会員となるので、やはりプレミアムカードは必要ありません。

 

黒色のカードフェイスは非常にかっこいいので、年会費がかかってもかっこいいカードが欲しい人や、ANAダイナースプレミアムカードの100円利用ごとに2マイル貯まる特典に魅力を感じる方はもちろん選択肢に入ります。

 

しかし、いかんせん年会費が、、、

 

 

ANA一般カードにすべきか、ワイドゴールドカードにすべきか

ANAカードのカテゴリーにはもうひとつ、ワイドカードが存在します。しかしワイドカードは年会費が一般カードとゴールドカードの中間にあり、どっちつかずを選びがちな日本人向けに設定されたカードです。

 

上中下なら中、松竹梅なら竹を選びたい方にはいいかもしれませんが、やはりどっちつかずなので今回は選択肢から外します。

 

一般カードとワイドゴールドカード比較

一般カードとワイドゴールドカード(ゴールドカード)を比較してみましょう。ここではVISA、Master、JCBブランドのみの比較としています。

 

年会費(税込) 入会・継続時ボーナスマイル 搭乗時ボーナスマイル マイル移行手数料
一般カード 2,160円 1,000マイル 10% 5,400円~6,480円
ゴールドカード 15,120円 2,000マイル 25% 無料

 

年会費の差・マイル移行手数料の差

年会費の差が約7倍、これは大きいです。しかしよく見ると、マイル移行手数料が一般カードでは5~6,000円かかるのに対して、ゴールドカードでは無料です。移行手数料込で考えると、カード維持費用の差は2倍程度まで下がります。

 

ANAカードでは、利用金額に応じてマイルが貯まるのではなく、カード会社のポイントとして貯まっていきます。カードポイント1ポイント=10マイルの最もよいレートで交換するためには手数料がかかります。

 

カード会社のポイント有効期限は2年間ですので、2年に1回交換すればこの手数料を抑えることができますが(実質約3,000円/年)、手数料がかからないようにするためには更新時に電話をする必要があり、忘れてしまうと結局手数料が必要になるという綱渡りな状況になります。

 

カード所有時のボーナス比較

カード維持費用以外の面ではどうでしょうか。ゴールドカードでは入会時と年会費を払った際に2,000マイル貯まります。一般カードでは1,000マイルなのでその差は1,000マイル。1,000マイルを1,000円相当と考えても、ゴールドカードと一般カードの差はさらに縮まります。

 

陸マイラーなのでめったに飛行機には乗りませんが、チケットを購入してマイルを貯めた場合、一般カードでは10%のボーナスマイルが貯まりますが、ゴールドカードでは25%もボーナスマイルが貯まります。

 

東京ー大阪間で考えると通常片道280マイルですので、10%で28マイル、25%なら70マイル。その差はわずか42マイルです。しかしこれが東京ーニューヨーク間になると基本マイルが6,737マイルですから、10%で673マイル、25%なら1,684マイル。実に1,000マイルほどの差が出てきます。

 

また、国内線利用時はカードラウンジ(航空会社のラウンジとは別です)が利用できるなど、ゴールドカードならではの特典もあります(プレミアムカードを切り捨てておいて何ですが)。

 

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これらを考慮すると、年会費をよほど抑えたい場合以外はワイドゴールドカードを所持されることをお勧めします。

 

 

ANAワイドゴールドカードの年会費を抑える方法

年会費15,120円(税込)もかかるANAワイドゴールドカード。できれば年会費を抑えたいところです。実は三井住友カードが発行するANAワイドゴールドカード(ANA VISAカード/MasterCard)には、年会費を抑えるための裏技(?)があるんです。

 

Web明細サービスに登録

ANAワイドゴールドカードの利用明細を郵送ではなく、Webで見る形にするとそれだけで年会費が1,000円(税抜)割引となります。利用方法はVpassという三井住友カードのWebサービスに会員登録し、カードご利用代金WEB明細書サービスに登録するだけ。とっても簡単に1,000円抑えることができます。

 

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リボ払いについておさらい

次に利用するのはマイペイすリボ。最初にリボ払いについて確認しておきましょう。

 

リボ払いはクレジットカード利用額のうち、一部を今月支払い、残りは来月以降に支払うという仕組み。今月ピンチ!なんてときに利用できます。しかし待ってください。リボ払いは実は借金と同じ。未払い残高に対して金利が発生するんです。ですから通常リボ払いを設定することはお勧めしません。

 

マイ・ペイすリボを使って年会費を抑える

借金なんてしたくない!という方も安心してください。マイ・ペイすリボでは金利手数料を発生させることなく、年会費を抑えることができるのです。

 

マイ・ペイすリボでは毎月支払う金額自由に設定できます。最低支払金額は5,000円または10,000円から10,000円単位で設定できるので、この金額をクレジットカードのリボ利用額上限に設定することで全額を毎月支払う形になり、金利手数料は発生しません。

 

この状態で年に1回以上カードを利用すれば、年会費は3,500円(税抜)割引されます。

 

マイ・ペイすリボ|クレジットカードの三井住友VISAカード
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ANAワイドゴールドカード(ANA VISAカード/MasterCard)の実質年会費

もともとの年会費は14,000円(税抜)、15,120円(税込)です。Web明細サービス登録で1,000円(税抜)、マイ・ペイすリボ登録&利用で3,500円(税抜)が割引されるので、9,500円(税抜)、10,260円(税込)となります。一般カードにマイル移行手数料を加えた額とかなり近くなりました。

 

これでお分かりですね。ANAカードを作るなら、

 

ANAワイドゴールドカード(ANA VISAカード/MasterCard)

 

にしておきましょう。あなたに合ったとか言いながら最後は一択でしたが・・・

 

 

まとめ・実はもう1枚作るべきANAカード

クレジットカードとして利用するならANAワイドゴールドカード(ANA VISAカード/MasterCard)ですが、実はもう1枚作る必要があるANAカードがあります。

 

それはソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)です。

 

理由はポイントサイトのポイントをマイルに交換するために必須のカードだから。ANAマイルを大量に貯める方法はポイントサイトを利用して、ソラチカルートからポイントをマイルに交換するんです。詳しくはこちら。

 

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コメント

  1. […] 他のANAカードとなんら変わりませんし、当ブログおすすめのANAワイドゴールドカード(ANA VISAカード/MasterCard)の年間負担、9,500円と大差ないノーマルカードです。日常の買い物で利用するならソラチカカードよりもゴールドカードの特典も数多くある、ANAワイドゴールドカード(ANA VISAカード/MasterCard)を選ぶべきでしょう。 […]

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