大阪国際空港(伊丹空港)は、市街地のど真ん中にある立地から撮影スポットがたくさんあります。伊丹スカイパークや千里川土手が有名ですが、今回は伊丹空港を離陸する飛行機を俯瞰的に撮影できる、五月平展望台(下)からの撮影にチャレンジしました。
五月平展望台とは
五月平展望台は、伊丹空港の北に位置する大阪府池田市五月山にある展望台のひとつです。
五月山は標高315.3メートル。ハイキングコースが整備され、動物園、植物園もある池田市民憩いの場所です。大阪平野を一望でき、夜景スポットとしても有名です。
五月平展望台へのアクセス
徒歩で登ることもできますが、重い機材を持って急な登りを行く修行は避けたいと思い、車でアクセスしました。五月山幹線道路は有料なので300円かかります。
五月平展望台北東に駐車スペース(P)があり、そこに車を止めて歩きます。駐車スペースにはトイレもあります。
トイレに向かって左手に山へ入る道があります。しばらく進むと少し開けた場所が。
さらに奥へと進みます。
五月平展望台です。しかし今回の目的地はここではありません。展望台の左右には小道があり、そこを下っていくと五月平展望台(下)へとたどり着きます。小道は結構急なので注意が必要です。
開けた場所に出ました。五月平展望台(下)です。ブルーシートに覆われているのは、大文字焼で使用する装置とのこと。触らないようにしましょう。おそらく大文字焼をするので木が生えておらず、見晴らしがいいのだと思います。
五月平展望台(下)から飛行機撮影
五月平展望台(下)からの眺めです。快晴で気持ちの良い空ですが、もやがかかっており、遠方は見えないコンディションです。やはり冬場の方が見通しは良さそうですね。
画面中央に大阪伊丹空港があるのですが、わかりにくいですね。この距離からの撮影なので、当然望遠レンズが必要です。今回持ってきたのは500mmまで撮影できるレンズ。実際に撮影すると、500mmではちと足りない印象でした。
うーん、小さいですね。トリミングはしていません。滑走路を離陸する飛行機がこの大きさです。ちなみに画面左上には新幹線も写っています。
住宅街を背景に飛び立つ飛行機。力強くかっこいいです。
伊丹空港を飛び立った東行きの飛行機は、すぐに反転して上昇していきます。白い機体が光を受けて輝いて見えました。
飛び立つミニオンジェット。機体が小さいので、写りもより小さくなってしまいます。
JA641J。JAPAN Endless Discoveryの特別塗装機です。五月平展望台からはひねりの向きが逆なんですよね。こちら側に飛んできてくれるといい絵が撮れそうなんですが。
青空へ飛び立つ飛行機はとても美しい、かすんでますが。
着陸機も撮れなくは無いですが、かなり無理があります。中央のひときわ高いビルはハルカスですね。今度はぜひ、空気の澄んだ冬場に撮影してみたいです。
遠景にWTCビルがそびえ立ちます。大阪府咲洲庁舎として利用されているビルですね。離陸後、ギアが収納されていくところが好きです。
飛び去る787型機。翼のしなりが美しいですね。
まとめ
やはり飛行機撮影は空気の澄み具合が重要ですね。五月平展望台からの撮影は、飛び去る飛行機の迫力こそありませんが、機体の美しさが際立つように感じました。
冬の方がかすみが少なくて撮影には向いているかもしれません。ただし、寒さ対策は必要ですね。夏場の強い太陽に照らされた機体もきれいなので、雨上がりの晴れ間に五月平展望台(下)から撮影してみたいものです。でも暑いとゆらぎが強く出るかな。
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