千里川土手で夜景・飛行機撮影。装備や機材は何が必要?

千里川土手 夜間 カメラ趣味

 

大阪空港(伊丹空港)滑走路が一望でき、離着陸する航空機を撮影できるスポット、千里川土手で夜間撮影をしました。滑走路の灯火が美しくきらめく、夜景撮影スポットでもあります。

とにかく過酷な環境のため、必要な装備とか、機材とか、自分用の覚書のためにも記事にしておきます。

 

千里川土手 夜間

 

 

千里川土手・アクセス

千里川土手(堤防)は大阪空港滑走路の南東側を流れる千里川の、文字通り土手(堤防)です。滑走路に隣接しているため、滑走路を一望でき、着陸する飛行機が頭上を通過します。

 

千里川土手

 

頭上をあっという間に通り過ぎる飛行機はまさに迫力満点。テレビ番組やGoogleのCMでも紹介され、とても人気のあるスポットです。

 

上の写真左側に滑走路があります。人が集まっている付近まで行くとこんな感じです。

 

千里川土手

 

滑走路がよく見えますね。よく見るとパンダさんもいます。向こう側の土手の方が滑走路に近いので、より飛行機が大きく見えます。ただし、滑走路との間にあるフェンスは結構高いので、その上を越して写真を撮るには踏み台が必要な場合もあります。

私が写真を撮っている側の土手からは滑走路が遠くなりますが、こちら側の土手は一段高く、川との間のフェンスは低いので写真は撮りやすい印象です。

 

普通の川の土手なので、トイレはありません。駅からは遠く、バス路線も近くを通っていないので不便な場所でしたが、2016年ごろに付近にコインパーキングができ、車でのアクセスが飛躍的に向上しました。

 

千里川土手 駐車場

 

コインパーキングは、タイムズ駐車場とオリックスパーキングの2か所あります。オリックスの方が千里川土手に若干近い印象ですが、大差ありません。料金はどちらも24時間最大600円です。

 

今回はオリックスパーキングに駐車して、タイムズ駐車場に向かいました。

 

オリックスパーキングスポット千里川土手

 

 

夜間飛行機撮影は秋から冬にかけての時期が良い理由

夜間飛行機撮影は夏よりも冬の方が向いています。

冬の方が暮れるのが早い

夏は19時ごろまで明るいですが、冬は17時ごろには暗くなります。大阪空港の門限は21時です。21時以降は飛行機は離発着しません。暗くなる時刻が早い方が、より長い時間撮影を楽しめるわけです。

 

冬の方が空気が澄んでいる

冬の方が空気のよどみが少なくなります。飛行機撮影は望遠レンズで遠くから撮影することが多くなるので、空気の澄んでいる冬の方がきれいな写真が撮れます。

 

そんな理由で、冬の方が夜間飛行機撮影に向いているのですが、その分、装備に注意が必要です。

 

夜間飛行機撮影(冬)に必要な装備

冬場の撮影はとにかく寒さ対策が重要です。

千里川土手は滑走路が間近なため、飛行機の着陸に邪魔になるようなものは何もありません。つまり吹きっさらし。風の無い日でも、飛行機の通り過ぎた後には強い風が吹きます。撮影時はじっとしているため、体も冷えやすく、寒さ対策を万全にして撮影に臨みましょう。

 

防寒対策にユニクロで装備を調達しました。

 

ヒートテック

 

下着には極暖、超極暖のヒートテック。靴下もヒートテック。登山のように汗をかく場合、ヒートテックは汗を吸わないので不向きですが、千里川土手で撮影するにはちょうどいい装備です。

 

風対策も必須。風のある日にはどんどん体温を奪われてしまいます。今回は防風機能 BLOCKTECKを備えた、暖パンを履いて臨みました。

 

暖パン ユニクロ

 

これはいいですね、風を通さないので寒さが違います。上着もゴアテックス素材のものを着用し、風対策も万全にしました。

 

手先の保護のために手袋も必須。撮影用グローブにしないと、カメラの設定など細かい作業に困りますので注意。

かじかんだ指先を温めるために携帯用カイロも持参しましょう。

 

耳まで覆えるニット帽があれば、かなり寒さが違います。耳まで覆うのがポイントです。

 

滑走路の光があるので、真っ暗にはなりませんが、懐中電灯もあった方がいいですね。首から下げるタイプは、両手を使って作業できるので便利です。

 

 

 

夜間飛行機撮影に必要な機材

カメラとレンズ

どんなものでもいいと思いますが、高感度に強く、望遠レンズが使用できるものが望ましいです。千里川土手からは、200㎜の望遠レンズでもちょっと足りないぐらい。できれば300㎜以上あればいいですね。

広角レンズもあるとより写真の幅が広がります。

スマホのカメラは、着陸する飛行機をビデオ撮影するのに使えますが、滑走路の飛行機は撮れません。

 

三脚

夜間撮影には必須のアイテムです。

夜間撮影では、シャッター速度を遅めにする必要がありますが、その分手振れを起こしやすくなります。手振れを防ぐには、三脚でしっかりと固定しましょう。

三脚も軽いものでは風が吹くと揺れてしまうのでイマイチです。またフェンスを越えて写真を撮るためには、三脚の高さも必要です。手前の土手から撮影しようと思うと、三脚の高さは160cmでも足りないくらいでした。ところどころ、フェンスの上部が破れているところや、足元の土手が高くなっているところがあるので、そういったところを探して撮影すると、三脚の高さが足りない場合でも撮影できます。

高さがあまり稼げない三脚の場合は、あえて奥側の土手から撮影するほうがいいかもしれません。

 

 

というわけで、高さが稼げて、足の太いジッツオのシステマティック三脚を用意しました。

 

ジッツオ システマティック三脚

 

5型4段 GT5543XLSです。最大伸高198cm。天井の低い部屋では、天井にあたってしまうほどの高さなので、

 

脚立

 

脚立が必須です。

 

システマティック三脚には雲台が付属していないので、雲台も必要です。いろいろと悩んだ結果、鳥撮影にも使われるビデオ雲台をチョイス。Manfrotto プロフルードビデオ雲台 75mm 504HDです。

 

マンフロット 504HD

 

 

カメラを固定するとこんな感じ。

 

千里川土手

 

おぉ、なんかプロみたい。ちなみにこの時は三脚を三段目までしか伸ばしていません。四段目まで伸ばすと高すぎて撮影しにくいので。三段目でも十分にフェンス越えで撮影できました。前に立っている人の頭上を飛び越えて撮影したい場合はフルに4段目まで伸ばせば可能です。

 

さすが、ジッツオ最強と呼ばれる5型三脚です。飛行機が通り過ぎても(風が吹き荒れます)ピクリとも動きませんでした。

 

レリーズ

どんなにカメラをしっかりと固定しても、撮影時にシャッターボタンを押すと揺れてしまう恐れがあります。そこでカメラに直接触れずに撮影できるレリーズがあると便利です。

最近はスマホのアプリで撮影できるカメラもありますね。

 

 

千里川土手で飛行機撮影

千里川土手から飛行機を撮影しましょう。

 

DSC_3221

 

広角(この写真は魚眼レンズですが)で写すと、頭上を通り過ぎる飛行機全体を撮影できます。

 

DSC_3443

 

次第に暗くなってきました。飛行機のライトがアクセントになります。

 

 

千里川土手

 

滑走路の灯火が点灯すると、いよいよ夜間撮影スタートです。

 

 

DSC_3565

 

機体のおなかに滑走路の明かりが反射してとてもきれいです。この映り込む感じが大好きです。

 

 

DSC_3843

 

いよいよ真っ暗になってきました。飛来する飛行機を写し止めるには、シャッタースピードが1/125から1/200ぐらいは必要です。明るいレンズがあると撮影しやすいです。ライトが強烈なので、ゴーストが発生しています。

 

 

DSC_3680

 

着陸する飛行機も時速は200kmを超えています。あっという間に頭上を飛び去るのでとにかく連射。

 

 

千里川土手

 

連射してると、たまにアンチコリジョンライトが写って、ちょっとうれしくなります。

 

 

DSC_3616

 

離陸直前の飛行機を長秒露光で狙いたいのですが、なかなか止まってくれません。

 

 

DSC_3646

 

こればかりは、何度も通ってチャンスを伺うしかないですね。

 

 

DSC_3783

 

滑走路侵入前なら、止まってくれる飛行機は結構あります。着陸機を待つ場合ですね。

 

 

DSC_3899

 

夢中で撮影していると、あっという間に時間が過ぎていきました。この日撮影した枚数は700枚強。そのうち、マシだったのは数枚にとどまります。まだまだ修行が必要です。

 

 

夜間撮影は安全なの?

街灯もない、真っ暗な中での撮影。治安が気になりますよね。この日は日曜日でしたが、真っ暗になってもこんな具合です。

 

千里川土手

 

結構お仲間がたくさんいます。ひとり寂しく撮影、ということは無いので安心してください。ただし、貴重品やカメラ、レンズの管理は厳重にしましょう。

 

 

まとめ

夜間飛行機撮影はめちゃくちゃ楽しいです。寒さに震えながらでも、思うような一枚が撮れたら最高です。まだまだそんな写真は撮れていないので、千里川土手に通いたいですね。

なかなか時間も取れないのが残念です。

 

 

千里川土手
千里川土手 夜間

頭上すれすれを着陸機が迫力満点に通過する千里川土手(堤防)からは、離着陸する飛行機を間近で撮影できます。一度訪れるとその迫力に魅了されてしまうこと間違いなし!

駐車場 :近隣にコインパーキングあり
トイレ :なし
風雨を遮るもの :なし
飲食店 :なし、5分ほど歩けばコンビニあり

伊丹スカイパーク
ANAスターウォーズジェット

伊丹空港の騒音対策に設置された公園ですが、滑走路すぐ横に位置する最高の立地条件のため、飛行機撮影にはもってこいのスポットです。子どもたちが遊べる遊具もあるので、子連れで飛行機ウォッチングが楽しめます。

駐車場 :有料駐車場あり
トイレ :あり
風雨を遮るもの :あり
飲食店 :なし、公園北端に隣接してコンビニあり

伊丹空港展望デッキ
ANA B787

2018年春、一部リニューアルして遊んで楽しめる空港に生まれ変わりつつある伊丹空港。4階の展望デッキからは滑走路を行きかう飛行機や、駐機中の飛行機を撮影できます。空港ターミナルビル内には飲食店も多く、ボーネルンドなど子どもたちが楽しめる施設も充実です。

駐車場 :有料駐車場あり
トイレ :あり
風雨を遮るもの :あり
飲食店 :あり

猪名川土手
ANA

大阪空港を離陸する飛行機や、旋回していく飛行機のひねりシーンを狙えるスポット。アクセスの悪さはピカイチですが、迫力ある離陸シーンを狙うならここがお勧め。

駐車場 :なし
トイレ :なし
風雨を遮るもの :なし
飲食店 :なし

五月平展望台
ANA

大阪空港を一望できる展望スポット。空港からの距離はかなりあるので、600mm以上の望遠レンズが必要となりハードルが高い。
アクセスには車がほぼ必須。五月山幹線道路は有料(普通車300円)。

駐車場 :あり
トイレ :あり
風雨を遮るもの :なし
飲食店 :なし

 

 

コメント

  1. […] 千里川土手で夜景・飛行機撮影。装備や機材は何が必要? 大阪空港(伊丹… 【D850】千里川土手で飛行機撮影!これがNikonの新しい一眼か見せてもらおうか、Nikonの新一眼レフの性能とやらを。 全額ポイント支払いで購入したNikon D850。さっそく千里川土手で撮影を行いました。 結論は、やっぱD850すげー!です。 …anajal-mileage.com2017.09.09 […]