ヒコーキの中の人こと、パラダイス山元さん。これまでに、「パラダイス山元の飛行機の乗り方」、「パラダイス山元の飛行機のある暮らし」を出版。全編飛行機の中で執筆するという、飛行機乗りの鏡のような暮らし、仕事をされています。
2017年9月発売の新しい本は、「なぜデキる男とモテる女は飛行機に乗るのか?」。「パラダイス山元の・・・」という書籍名ではなく、新しい切り口で飛行機と人生について語られているようです。
パラダイス山元さんの飛行機暮らし
パラダイス山元さんって誰?
初めてパラダイス山元さんのことを知ったのは、陸マイラーの方のどなたかがその書籍を紹介されていたから、だったと記憶しています。年間1,000回を超える搭乗回数を誇り、東京から名古屋への移動であっても飛行機を利用するという、まさに飛行機乗り(のりひこさんとも言うようですが)のキングと言えるでしょう。
仕事で年間1,000回乗ったのではなく、用事がなくてもひたすら飛行機に乗り続けるという姿勢は、航空会社のステータス獲得、維持のために飛行機に乗る”修行僧”の域を超越しています。
さらに趣味で乗っている飛行機の中で本を執筆し、その時間までも有効活用してしまっているパラダイス山元さんの飛行機暮らしにはもう、脱帽としか言えません。私も飛行機の中でブログを書けばいいのか、と思いつつまだ実行したことはありません。
ちなみに本業はマンボミュージシャンだそうです。
まあ、実際に本を読んでいただけば、そのぶっ飛んだ飛行機に乗り続ける生活を知っていただけると思います。
パラダイス山元さんのここがうらやましい
なんと言っても、それだけ飛行機に乗り続けられる時間と資金をお持ちなところです。
サラリーマンではこんなに飛行機に乗る時間を取ることはできません(社畜と呼ばれるような、会社のため、仕事のために出張を繰り返している方は別です)。
では遊び人なら飛行機に乗り続けられるかというと、航空券を購入する資金が無ければ乗ることはできません。陸マイラー活動をされているようにも思えないので、純粋にチケットは購入、貯まったマイルでファーストクラス、ビジネスクラスに搭乗、という生活のようです。
で、機内で本を書いて出版してしまえば、印税でまた飛行機に乗れるんですね。いやほんと、うらやましい。
「なぜデキる男とモテる女は飛行機に乗るのか?」
もともとは鉄道ファンであったパラダイス山元さんですが、JR発足後の列車のデザインに嫌気して、飛行機乗りに転身したとのこと。飛行機に乗るとマイルが貯まり、プレミアムポイントが貯まり(ANAの場合)、プレミアムポイントが一定以上貯まると上級会員として優遇されるということに気づき、以降マイルも貯まらない新幹線に乗ることは無くなったそうです。
そんなパラダイス山元さんの新しい本の内容は、飛行機が人生をいかに豊かにしてくれるか、について。仕事と飛行機、経済と飛行機、恋愛と飛行機、、、どのような切り口で語っておられるのか、今から楽しみです。
パラダイス山元さんの本は、軽快な語り口と、短い一章の構成で、あっという間に読み進めてしまいます。自分のブログもこんな軽妙な感じで書けるといいな、とも思いますが真似できませんね。
経済と飛行機と言えば
パラダイス山元さんのように飛行機に乗りまくることで、人が動く、経済が活性化するという見解は、若くして亡くなられた流通ジャーナリストの金子哲雄さんが述べられていたとのこと(パラダイス山元の飛行機の乗り方、鳥海高太朗氏のあとがきより)。
まさに当ブログトップページの「日本の未来はあなたが旅行へ行くかどうかにかかっています!」に書いていることと一致します。
マイルを貯めて、貯めた人が動けば、動いた先でお金も落とし、日本経済が活性化する一助になるはずです。パラダイス山元さんはその先頭に立って、今日も飛んでおられるわけですね。
購入しました
「なぜデキる男とモテる女は飛行機に乗るのか?」を購入しました。
まだ全編読んでいませんが、ちょっと期待外れかな、というのが第一印象。これまでの2作と同じコンセプトで、とにかく飛行機に乗りましょう、上級会員になりましょう、ということが繰り返し語られています。
その反面、パラダイス山元さんのとんでもないエピソードが減っているので、前作、前々作のようにクスッと笑えるところが大幅に減っています。そこが残念なポイントかな。
テンポよく読み進めていけるのはこれまで通り。だんだん面白くなってきました(笑)。
まとめ
パラダイス山元さんの本(飛行機三部作とでも言いましょうか)はどれも1400円とちょっとお高いです。お高い割りに字数はちょっと少ない。読みやすいので、あっという間に読了。
しかし、あなたが飛行機三部作を購入すれば、その印税でパラダイス山元さんはさらに飛び回って日本経済活性化を助けてくれます。
さらに、飛行機三部作を読んでうらやましくなったあなたが、マイルを貯めて飛び回れば、日本の先行きは明るくなってくるでしょう(たぶん)。
アベノミクスよりも強力なヒコーキノミクスを実行していきましょう。
マイルの貯め方の基本はポイントサイトです。
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