JAL国内線ファーストクラスへの当日アップグレードは8,000円の価値があるのか?

JAL JAL(日本航空)

 

JAL国内線ファーストクラスは、ゆったりしたシートに国内線フライトにも関わらず機内食が出る、国内線上級クラスです。国内線ファーストクラスに空席があれば、当日アップグレードもできますが、アップグレード料金は8,000円。私も当日アップグレードをしたことがありますが、果たして8,000円の価値があるのでしょうか?

 

JAL国内線ファーストクラスに当日アップグレード
JAL国内線ファーストクラスは国内線の運賃にプラス8,000円支払うと搭乗できる、国内線の最上級クラス。搭乗日当日に空席があれば、全ての運賃でアップグレードが可能です。 先得運賃などの安いチケットでもアップグレードできますし、マイルを使って...

 

8,000円あれば2人で夕食を食べに行ける値段です。ビジネスホテルもこの値段で泊まれるところがたくさんあります。Kindle Fire HD 8もプライム会員クーポンコードを利用すれば7,980円で購入できます。Kindle使ってないから、いらないけど。

 

Amazon Kindle HD 8

 

 

またこの8,000円をマイルで支払えればよかったんですが、現金かカード払いだけ。航空券になるべくお金を払いたくないんですよね。マイルで乗りたい。でも価値ある8,000円ならもちろん、払ってもいいんですよ。JAL国内線ファーストクラスアップグレード料金8,000円に、本当に価値があるのかよくわからないので、自分で検証してみました。

 

 

 

JAL

 

 

 

JAL国内線ファーストクラス機内サービスから検証

JAL国内線ファーストクラスのシート

フライトでもっとも重要である、と言っても過言ではないでしょう。シート。JAL国内線ファーストクラスのシートは革張りのゆったりとしたシートです。今でこそ、LCCの機内も革張りですが(掃除がしやすいという理由です)、昔から高級なシートと言えば革張りと決まっています。車だって、高級グレードは革張りシートだし、その分高くなるでしょ?

 

 

JAL機内 国内線ファーストクラス

 

 

話は脱線しますが、飛行機が揺れるの嫌いなんです。マイルを貯めて飛行機に乗ってるくせに、揺れるの嫌い。だったら乗るなよ!というツッコミはお受けできません。飛行機に乗るのは好きなんです。飛行機乗ると、大抵ちょっとは揺れますよね。でね、初めてJAL国内線ファーストクラスに乗った時に気が付いたんですけど、国内線ファーストクラスのシートだと、揺れてもあまり怖くないんです。不思議、不思議。シートがしっかりしてようが、ゆったりしてようが、飛行機まるごと揺れてるんだから関係ないはずですよね。でもなぜか普通席に乗っている時よりも断然、安心感が違う。だから社長ってどっしりした椅子に座ってるんでしょうか、会社の経営が揺れても怖くないように。

 

 

 

話を元に戻しますが、JAL国内線ファーストクラスのシートはそれだけ価値があるんじゃないか?ということなんです。ゆったりと過ごせるのは当たり前で、安心感をもって飛行機に乗れるというメリットもあるかと。ちなみに国際線ですがビジネスクラスのシートでプリウスが、ファーストクラスのシートになるとクラウンが購入できるほどの価格なんだそうです。軽量化、難燃性など数々の難題をクリアしたシートですから高いのは当たり前。国内線ファーストクラスのシートだって、社長椅子よりも断然高いはずです。そんなシートに8,000円追加で乗れるんだから安いもの?

 

 

 

JAL国内線ファーストクラスの食事

飛行機に乗って楽しみと言えば機内食です。空の上で食事を食べるなんて、とっても贅沢なことですよね。機内で調理はできませんから、あらかじめ地上で調理して、詰めて、飛行機に乗せて、さらに客室乗務員さんが運んでくださる。でもね、国内線フライトでは機内食、出ないんです。初めて知った時はちょっとショックでした。あ、子どものころです。飛行機の乗ったらご飯が食べられる、漠然とそう思っていたのに飲み物だけでした。あとで海外旅行に行かないと食べられないと知りました。

 

ところがJAL国内線ファーストクラスでは、機内で食事が出るんです。たった50分間しか飛んでいない、水平飛行の時間なんて30分も無いんじゃない?という羽田-伊丹線でも食事が出るんです。しかも本格的。先日、夕食時に乗ったらこんなに豪華な食事が出てきました。

 

JAL国内線ファーストクラス 夕食

 

左下の包んであるのはごはん。メインと、前菜っぽいのと、デザートが付いて、お皿に乗って出てきます。海外旅行のエコノミークラスの食事ってまるでお弁当でしょ?でもちゃんとお皿に乗って出てくるんです、国内線なのに。

 

さらに右上のグラス、実は中身は日本酒です。ドリンク飲み放題なんです、JAL国内線ファーストクラス。日本酒以外にもワイン、スパークリングワイン、焼酎、ウイスキーなども取り揃えています。焼酎はなかなか手に入らないことで有名な森伊蔵です。機内ですから酔いやすいのと、羽田-伊丹間は短時間過ぎて大して飲めないので、飲み放題と言っても8,000円分飲むのは不可能です。羽田-那覇便でも8,000円分はなかなか飲めないと思いますが、伊丹線よりはたくさん飲めそう。お酒が飲めないひとにもソフトドリンク飲み放題。JALオリジナルジュースも載ってますよ。あ、それは普通席でも飲めましたね。

 

ちょっと豪華な食事と、ドリンク飲み放題で機内でもテンション上がります。幸せ気分になってJAL国内線ファーストクラスに乗った価値あったな~って思っちゃいます。

 

 

JAL国内線ファーストクラスの機内サービス

JAL国内線ファーストクラスに乗るとね、客室乗務員さんが挨拶に来られるんです。

 

「あなすい様、本日はご搭乗ありがとうございます。担当の***でございます。」って感じで。最初びっくりしました。え?私たまにしか乗らない、上客じゃありませんけど、、、って戸惑っちゃいました。でも何気にうれしいですよね、挨拶されて怒る人はいないと思います。そのあとは忙しくてバタバタされてるんで、特にサービスがどうこう、ということは無いんですが、最初の挨拶が特別感。8,000円分かどうかは別にしてね。

 

JAL国内線ファーストクラス

 

 

 

JAL国内線ファーストクラス、地上サービスから検証

さて、機内ではとても快適に過ごせることがわかりました。では地上ではどうでしょうか?空港に着いて、搭乗手続きをして、搭乗時刻まで待って、飛行機に乗って、飛行機を降りて手荷物を受け取って、空港を出る。結構地上も大事なんです、飛行機は。

 

飛行機は必ず地上に降りなければいけないので、って整備士さんが言ってましたが、飛行機に乗るには必ず空港を利用しなければいけないので、地上でのサービスにも8,000円分入ってるんですよ。意味不明?

 

 

空港でのチェックイン導線から違う

空港のチェックインカウンターは年末年始やゴールデンウィーク、お盆などとっても込み合う時期があります。でもファーストクラスなら大丈夫。ファーストクラス専用のチェックインカウンターが用意されています。ファーストクラスの席数は1便に多くても10席ほどですから、全便満席になったとしても大して搭乗客数は増えません。

 

羽田空港からファーストクラスに搭乗するときは、秘密の入り口からセキュリティチェックを通過しましょう。長蛇の列になっている一般の入り口に比べて、いつ行ってもまず並んでいない秘密の入り口です。秘密過ぎて気が付かない人もいるんじゃないかというぐらいひっそりたたずんでいます。

 

羽田空港ファーストクラスチェックイン

 

明るい一般の入り口に比べて、とっても暗いでしょ?どこって左側の薄暗い自動ドアです。ここが秘密の入り口。右側の一般の入り口も混んでないですけど、ここはあえて秘密の入り口を通りましょう。

 

セキュリティチェックの係官も心なしか丁寧な扱いです。光り輝くエスカレーターを上がれば、そこはあこがれの空港ラウンジなのです。

 

羽田空港ファーストクラスチェックイン

 

 

 

JAL・Diamond Premier Lounge

通称DPラウンジ。羽田空港のほか、伊丹空港や福岡空港など限られた空港にしかない国内線最上級の空港ラウンジです。DPラウンジのほかにもサクララウンジが各空港に設置されていますが、ファーストクラス搭乗客はDPラウンジへアクセスできるので、よほどの理由が無ければDPラウンジを利用しましょう。

 

ANAもANAラウンジと、ANAスイートラウンジの2種類のラウンジを国内各空港に展開しています。でもANAプレミアムクラスに搭乗する場合でもスイートラウンジには入れません。ANAラウンジ止まりなんですね。理由はANAプレミアムクラスを設定している便があまりにも多いから。スイートラウンジが満杯になってしまうんでしょう、きっと。

 

DPラウンジではおにぎりやパンなどの軽食をいただけるほか、ソフトドリンク、ビールなどのアルコールドリンク飲み放題です。空港から飲み放題、上空でも飲み放題の、飲み放題プランなんです、JAL国内線ファーストクラスは。

 

JALDPラウンジ

 

 

ゆったりとした空間でくつろぎながら搭乗便を待つ至福の時間。ついつい空港に早く到着したくなってしまうという、忙しい人にはちょっと困った空間なんです。

 

空港にこんな素敵な空間があることを知らずに一生を終える人も結構いると思うんです。新幹線ばかり利用していると一生気が付くことの無い空港ラウンジ。クレジットカードのゴールドカードやプラチナカードを持っていてもここには入れません。でもJAL国内線ファーストクラスに搭乗するときには堂々と入れるんですよ。

 

ここで過ごす時間が8,000円相当かと言われると、満額は出ないですね。でもビールもいただいて、牛乳を飲みながらカレーパンを食べて、静かな空間でブログを書く、かなり価値ある時間だと思います。ラウンジでブログを書くとはかどりますよ~、一度お試しを。

 

 

JAL国内線ファーストクラスに当日アップグレード。マイルやFLY ON ポイントは貯まる?

JAL国内線ファーストクラスに当日アップグレードした場合、マイルやFLY ONポイントはどのように貯まるのでしょうか?

この場合、もともと購入していた運賃によって異なります。

 

普通運賃で購入していた場合、区間マイルの100%にファーストクラスアップグレード分の50%を加えた、150%が加算されます。割引運賃で購入していた場合、区間マイルの75%にアップグレード分50%を加えた125%が加算されます。

FLY ON ポイントも区間マイル、購入運賃によって計算されるので、同じ計算となります。

 

特典航空券を当日、国内線ファーストクラスにアップグレードした場合は、マイルもFLY ON ポイントも貯まりません。

 

 

 

まとめ

空席があれば8,000円払って当日アップグレードもありだと思います。ANAプレミアムクラスの当日アップグレードは9,000円かかるので、JAL国内線ファーストクラスの方が1,000円安いです。1,000円安くてお得ですね!

あの快適な空間を知ってしまうと、次から普通席に乗れなくなることが注意点です。

 

 

 

コメント

  1. (あああああああああああああああああああああああああ)×10 より:

    初めて知りました。
    トレビアです。

タイトルとURLをコピーしました