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海外研修・留学に行く子に、オリコプリペイドカードを持たせた理由

英字新聞とあひるちゃん。海外研修に行く子どもはアヒルのようなもの。無事に、元気に過ごせるように、打てる手は打っておきたいものです。 クレジットカード

 

夏休み、海外研修や短期留学に行くという方は多いと思います。

送り出す側の親の立場からすると、海外で大きく成長してほしいと願う反面、現地で何らかのトラブルに巻き込まれないか心配でもあります。特にお金のトラブルはどこの国へ行っても起こりえるもの。

あまり多額の現金を持たせるのは心配ですが、いざという時にお金が足りない、なんて思いはさせたくありません。そこで思いついたのが、プリペイドカードを持たせること。

プリペイドカードの特長、数あるプリペイドカードの中から、オリコプリペイドカード(Orico Prepaid Card)を持たせた理由を解説します。

 

 

海外研修・留学にプリペイドカードが便利な理由。クレジットカードとの対比から検証

プリペイドカードは年齢の問題がクリアできる

18歳未満はクレジットカードを作れない

現金を持ち歩かなくてもよいクレジットカードは、海外旅行でとても便利です。現金が必要な場合はATMからキャッシングで引き出すこともでき、万が一紛失しても、カード会社に連絡してカード利用を止めてもらうことができます。

家族カードを作れば特に審査も必要ありません。

しかし今回海外研修へ行く子どもは18歳未満。クレジットカードを作れないのです。

 

プリペイドカードなら12歳以上から作れます

プリペイドカードはクレジットカードと違って年齢制限が緩和されており、発行するカード会社によって異なりますが、12歳からプリペイドカードを持つことができます(親権者の同意が必要です)。

プリペイドカードなら年齢の問題をクリアできます。

 

プリペイドカードは使いすぎることが無い

プリペイドカードはあらかじめチャージした金額まで利用できます。1万円をチャージしたプリペイドカードで2万円の商品は購入できません。つまり、使いすぎることが無いのです。

金銭感覚のしっかりした子どもでも、海外に出ると珍しいものに多く出会い、いろいろと欲しくなってしまうかもしれません。でもチャージした金額以上に利用できなければ、計画的に利用することを学べます。

どうしても残高が足りなくなった場合には、日本から入金することもできます。

 

盗難・紛失時の被害を最小限に抑えられる

チャージした金額以上に利用できないので、盗難や紛失にあっても、チャージ額以上の被害を受けることはありません。

プリペイドカードもクレジットカードと同じく、カード会社に連絡すれば、使用を止めることができる(ロック機能)ので、万が一にも安心です。

 

クレジットカードと同じく、世界中の加盟店で利用できる

プリペイドカードだからといって、利用できるお店が限られるようでは意味がありません。プリペイドカードにもクレジットカードと同じく、国際ブランドであるビザやマスターカード、JCBのマークが記載されています。つまり加盟店であれば世界中やネットで利用できるのです。

 

 

プリペイドカードのメリット
  • 18歳未満(12歳以上)でも作れる
  • チャージ金額以上に利用できないので安心
  • 盗難時の対策が万全
  • 世界中のお店で利用できる

 

 

 

プリペイドカードを選ぶ。オリコプリペイドカードのメリットとは?

プリペイドカードはいろんなカード会社から多数のカードが発行されています。

例えば、LINE Payカード。チャージしてから利用するのでれっきとしたプリペイドカードです。さらにはポイントサイト利用者ならおなじみの、POINT WALLET VISA PREPAIDや、Polletもプリペイドカードです。

 

404 NOT FOUND | ANA.sui.JAL.an
陸マイラーがポイント、クレジットカードを駆使しマイルを貯める方法を研究するブログ
ハピタスポイントがチャージできるVISAプリペイドカード"Pollet(ポレット)"でJGC修行
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多数のプリペイドカードの中から、最もお得なプリペイドカードはどれなのか?検討しました。

 

ANAマイルを貯めるならANA VISAプリペイドカード

プリペイドカードと聞いて真っ先に思い浮かんだのが、ANA VISAプリペイドカード。チャージ限定型なら13歳以上から、オールチャージ型は15歳以上から申し込めます。

ANA VISAプリペイドカード最大のメリットは、カード利用金額1,000円ごとにANA 5マイルが貯まるということ。縦型のおしゃれなデザイン。

 

ANAプリペイドカードのデザイン。縦型でおしゃれなデザイン、シルバー、ブルー、ピンクの3種類のカラーから選べます。

 

チャージ限定型はANAカード(VISA/Master)からしかチャージできない制限がありますが、VISAブランドのため世界中で問題なく利用できるカードです。オールチャージ型はクレジットカード以外にも、コンビニ、銀行ATM、インターネットバンキングからのチャージが可能。その他機能はチャージ限定型と変わりません。

 

ANA VISAプリペイドカードは利用する価値があるぞ!
2016年1月、ANAから新たなANAカードが発行されました。エアライン初のプリペイド型カードである、「ANA VISAプリペイドカード」。クレジットカードと異なり、チャージした金額を上限として利用できるカード。利用するだけのお得さはあるの...

 

ANAカード(VISA/Master)からチャージしてもANAマイルは貯まらないのが残念ですが、ANA陸マイラーがプリペイドカードを選択するなら、ANA VISAプリペイドカードで決まりです。

 

海外でプリペイドカードを利用するときの注意点

海外でプリペイドカードを利用するときに注意すること、それは外貨を日本円に換算するときに発生する海外事務処理手数料。クレジットカードの多くは1.6~2.0%程度ですが、プリペイドカードはそのほとんどが4.0%を請求されるのです。

 

1ドル=100円の為替レートのときに、100ドル(日本円で10,000円相当)の買い物をした場合で比較してみましょう。

海外事務処理手数料レート 実際にかかる手数料(円)
1.6% 160円
4.0% 400円

 

手数料は10,000円あたり240円の差が出ます。塵も積もればですが、買い物を重ねるにつれてその差は大きくなります。

 

ANA VISAプリペイドカードは海外取引関係事務処理費として買い物金額の3.0%が加算され、残高から減算されます。ANA VISAプリペイドカードは一般的なプリペイドカードよりも手数料が1%低く設定されています。

 

オリコプリペイドカードなら海外事務処理手数料が1.63%

オリコプリペイドカードはオリコカードが発行するプリペイドカードです。申し込みは満12歳以上からOK(未成年者は親権者の同意が必要です)。年会費は無料。そして海外で利用した時の事務手数料が1.63%とプリペイドカードの中では激安なんです。

 

利用してもマイルは貯まりませんが、カードショッピングの月間利用金額の0.25%を翌月下旬にキャッシュバックされます。

カードのポイントが貯まっても、いつの間にか失効させちゃってる方にもピッタリのプリペイドカードです。

 

オリコカードからのチャージで入金手数料無料、ですが

オリコプリペイドカードへのチャージは、クレジットカード(オリコが発行するカードのみ対応)、オリコポイント、コンビニ、銀行振込の4つの手段で行えます。

チャージ時の手数料は1回200円(税込)と安くはありませんが、オリコカードからのチャージは手数料無料。オリコカードには年会費無料のカードもあり、オリコカード&オリコプリペイドカードの組み合わせで、プリペイドカードが完全無料で利用できます。

 

ただしここで落とし穴があります。オリコプリペイドカードにチャージできるオリコカードは本人名義のカードに限られます。つまり子どものプリペイドカードに両親のオリコカードではチャージできないのです。

ということは、オリコプリペイドカードへのチャージはコンビニエンスストア、銀行振り込み、ネットバンキングからとなり、200円の手数料がかかります。

ANA VISAプリペイドカード(チャージ限定型)なら、チャージ方法は両親のクレジットカードからに限られますが、チャージ手数料は無料です。それならANA VISAプリペイドカードの方がオリコプリペイドカードよりもお得では?

 

ここで再び出てくるのが海外事務手数料です。ANA VISAプリペイドカードの手数料は3%、オリコプリペイドカードの手数料は1.63%、その差は1.37%です。

1.37%の手数料差は、おおよそ14,600円分カードを利用した場合、手数料額は約200円になります。つまり最初のチャージで200円の手数料を支払っても、日本円換算で14,600円以上の金額を海外で利用する場合はオリコプリペイドカードの方がお得になるのです。

 

日本国内で利用する場合は海外事務手数料がかからないので、単純にANA VISAプリペイドカードがお得です。今回は海外で中長期滞在して利用することを想定しているので、オリコプリペイドカードが有利です。

 

オリコプリペイドカードならVISAかMasterが選べる

オリコプリペイドカードのもう一つのメリットは、国際ブランドがビザまたはマスターから選択できる点です。

海外でクレジットカードを利用するときは、国際ブランドに注意しましょう。世界中ほとんどの地域で利用できるのはビザかマスターカード。JCBは残念ながら世界では通用しないこともあります。アメックスも万全とは言えないですね。

ビザかマスターカード、どちらがいいのか迷ったらビザカードにしておきましょう。より利用できる機会が多い印象です。

 

オリコプリペイドカードのメリット
  • 12歳から作れる
  • 年会費無料
  • 海外事務手数料が1.63%とプリペイドカードの中でかなり安い
  • 国際ブランドがビザかマスターカードから選べる

 

 

 

 

オリコプリペイドカードの申し込み方法

オリコプリペイドカードはWEBから簡単に申し込めます。

リンク オリコプリペイドカード

 

オリコカードはマスターカードブランドを推しているようです。ビザが希望の場合は”お申し込みはこちら”ボタンの下にある、小さな文字をクリックしましょう。

 

オリコプリペイドカードの申し込みボタン。VISAブランドを希望の場合は、下の小さな文字をクリックする。オリコカードはマスターカード推しのようです。

 

 

親権者同意確認書が到着

申し込みから3日後、親権者同意確認書が到着しました。

 

オリコカードから郵送された親権者同意確認書についての説明。本人確認書類のコピーと共に、親権者同意確認書に署名し返送するように求められている。

 

申し込み本人(子)の本人確認書類とともに、親権者同意確認書にサインし返送するように求められました。本人確認書類は運転免許証があれば運転免許証を、無ければパスポートや健康保険証のコピーを添付します。

また電話で発行申し込み意思確認する時間帯を記入する用紙も入っています。平日の営業時間(17:30まで)のみ受け付け可能となっているのでちょっと不便です。

 

 

 

オリコプリペイドカードが到着したらすること

無事にオリコプリペイドカードが届いたら、Orico My プリカにログインして各種手続きを行いましょう。

Orico Myプリカへのログイン。マスターカードとVISAカードでログインするボタンが異なる。

 

初期ログインIDとパスワードはカード台紙に記載されています。ログイン後、すぐにIDとパスワードは変更しなければなりません。

 

Orico Myプリペイドのメニュー画面。パスワードの変更などの各種手続きや、クレジットカードの登録、チャージ、残高照会をここから行う。緊急時にカード利用を止めることもできるので、海外にいる子どもをサポートすることもできる。

 

Orico Myプリカサイトでできることは、残高照会、利用履歴明細の確認、パスワードなど会員情報の変更、カードの利用停止・解除、チャージ手続きです。

4桁の暗証番号はカードを受け取ったら変更しておきましょう。最初の暗証番号はカードが張り付けてある台紙に記載されています。

 

 

 

オリコプリペイドカードのチャージ方法

オリコプリペイドカードへのチャージ方法は5種類

オリコプリペイドカードへのチャージは、

  • オリコカード(クレジットチャージ)
  • オリコポイント
  • 銀行振り込み
  • インターネットバンキング
  • コンビニエンスストア

の5通りあります。このうち、手数料(200円)が無料なのはオリコカードからのクレジットチャージのみです。

チャージ上限金額は250,000円、1回あたりのチャージ上限金額は49,000円、1日あたりのチャージ上限金額は500,000円です。

 

オリコプリペイドカードへのチャージ方法

オリコプリペイドカードへのチャージは、Orico Myプリカから手続きを行います。

 

Orico Myプリカからのチャージ方法。チャージタブを選択し、チャージ金額を入力。さらにチャージ方法を選択する。

 

まずはチャージタブをクリック、チャージ金額を入力します。クレジットチャージ以外は手数料がかかるので、できるだけまとまった金額を入力する方が節約できます。不正使用の被害を防ぐためにはこまめにチャージする方がいいですから、バランスの取れた金額を設定しましょう。

 

オリコプリペイドカードへのチャージ方法。クレジットチャージ、銀行振り込み、インターネットバンキング、コンビニエンスストア払い、オリコポイントの利用の5種類から選択できる

 

チャージ方法はクレジットチャージ、銀行振り込み、インターネットバンキング、コンビニエンスストア払い、オリコポイントの利用、の5種類から選択。クレジットチャージは事前に登録した自分名義のクレジットカードしか利用できないため注意が必要です。

 

コンビニエンスストア払いは、ローソン、ファミリーマート(サークルK、サンクス)、ミニストップ、セイコーマート、ヤマザキデイリーストアから入金できます。

なぜかセブンイレブンが入っていませんが、なぜでしょうね?

 

チャージ金額と入金先を選択すると、お支払い受付番号が発行されます。その番号をメモ(プリント)して店舗へ行き、店頭の機械を操作して発行されたレシートを受け取ります。あとはレジでお支払いするだけ。支払は現金のみ可能です。

 

 

 

まとめ

オリコプリペイドカードは発行手数料無料、海外事務手数料が1.63%とプリペイドカードの中ではかなり安いのが特長のプリペイドカードです。

海外へ留学するお子さんに持たせておけば、急にお金が必要となったときに日本から振り込むこともできます。多額の現金を持たせるのは不安だけど、カードは持てないし、という場合にピッタリだと思います。

 

こんなにいいカードなのに、どうしてネットで紹介しているサイトが少ないのでしょうか?

 

それは紹介しても収入につながらないからですね。

おすすめのクレジットカードはこれだ!ということが書いてあるサイトは、カードを紹介することで収益を得ているんです。オリコプリペイドカードは紹介料が無いので、海外旅行でおすすめのプリペイドカードを紹介しているサイトにも掲載されていることはまず無いと思います。

おすすめだから良いもの、とは限りませんよ。

 

 

コメント

  1. おっちゃん より:

    オリコの情報ありがとうございます!

    私の持ってるエポスVISAプリペイドも1.63%で、
    使わないときは利用停止でロックしておけば安心です。

    海外長期旅行者や在住者には有名ですけど、ソニーのVISAデビ
    ットは1.76%ですが、外貨預金から直ですと買い物や現地通貨
    引き出しの為替手数料が不要で、ATM使用時の216円だけです。

    日本円→外貨預金へは米ドルなら、わずか15銭/ドルです。
    セキュリティ面も使わないときはロックしておけば安心で、
    1日や1か月では0から1万円単位で限度額設定も可能です。

    私はSBI銀行で無料振込回数が7回/月あるので、ソニー銀行
    へ無料で都度振り込んでます。
    他人名義へは年間110万円以下なら贈与税もかかりません。

    プリペイドもデビットも少額しか入れなければ、被害も最小限
    ですけど、デビットの方が現地通貨を引き出せる点や限度額設定
    ができる分、良いかなと思います。(但し、15才以上からです)

    プリペイドのオートチャージも楽で良いので使ってます。
    いつもの設定は3千円以下で3千円チャージ。

    磁気不良や紛失・盗難を考えると二刀流がベストですね。

    • あなすい より:

      おっちゃんさん、コメントありがとうございます。

      エポスにもプリペイドカードがあるのは知りませんでした。1.63%ならお得ですね。
      ソニー銀行のデビットカードは確かに使い勝手がよさそうですね。ソニー銀行の口座は無いので、開設から始めなければいけませんが。

      海外旅行でのスキミング被害が良く言われますが、デビットカード、プリペイドカードならまだ安心です。クレジットカードも不正利用はよほどのことが無い限り、保険で対応してくれますけどね。

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